秋田県視覚障害者福祉協会
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平成30年度 活動報告
10月28日・29日 東北盲人福祉大会が開催される

第57回東北盲人福祉大会秋田大会が、東北各地より当事者及びその関係者など約160名が参加し、秋田市のホテルメトロポリタン秋田で開催されました。
1日目は役員会・青年協議会及び女性協議会・代議員会と研修会、情報交換会が行われました。
2日目の日本盲人会連合竹下義樹会長による基調講演では、「視覚障害者福祉の現状と課題」をテーマに今後私たちが進むべき方向を示されました。
続く福祉大会では東北盲人会連合の及川清隆会長より「東北の視覚障害者福祉向上のためには組織が強固でなければならない。共に力を合わせて行こう」との挨拶の後、大会宣言・決議が満場の拍手で承認され、大会は終了しました。
なお、福祉大会の会場内では、あはき19条裁判募金が行われ、50151円の暖かい支援がありました。
この大会を開催するにあたっては、共同募金会や関係機関・ボランティア、そして会員の皆様方より多くのご支援ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
次回58回大会は2019年11月4日(月)・5日(火)の両日山形市で開催されます。

10月7日 「桜井記念」手でみる博物館見学とわんこそば体験を実施

当日は、あいにくの台風25号の影響で、すこし風が強い中、会員を乗せて盛岡へと向かいました。
「桜井記念」手でみる博物館は、盛岡市の郊外に位置し、住宅地の中にあります。
館内では、魚類や鳥類の骨や模型、飛行機のタイヤなど初めて手で触れる物ばかりで、形や触感に驚きました。
まさに、「百聞は一見にしかず」、いやいや「百聞は一触にしかず」でありました。
わんこそば体験では、次々とお椀に入れられるそばに悪戦苦闘。参加者の中には100杯近くをたいらげた方もいました。

9月30日 秋視協文化祭が盛大に開催される

秋視協わくわく文化祭が、秋田県社会福祉会館10階大会議室、9階第3会議室を会場に開催されました。
恒例の文芸作品の発表、講演会、午後の会員によるアトラクション、青年部によるフードコーナーなど盛りだくさんな一日でした。
また、当日は秋田県点字図書館による視覚障害者情報機器と日常生活用具展示会も同時開催されました。
今年は初めての試みとして「点字プチ体験コーナー」もあり、来場した方々に自分の点字の名刺を作成してもらい、点字について理解を深めてもらいました。
講演会では、「おしゃべりは心の栄養!」とのテーマで、元ABS秋田放送アナウンサーの佐藤美知子さんが、障害や病気を持っている人たちも苦悩を乗り越え、楽しみを見つけそれぞれの場で生き生きと頑張っている。そんな人たちに元気をもらい、心の栄養としてきた。いつも心に太陽を!という言葉をつぶやき、暗いことは考えず乗り越えてきたことなどをお話してくださいました。

9月29日 県内各地域の代表者、会員を対象にリーダー研修会を開催

今年も日本各地で災害が発生していますが、東日本大震災以来、数年立って年々防災意識が希薄になりつつあります。改めて防災意識を持つ意味で、災害時の対応について研修をおこないました。
日本赤十字社から講師をお迎えし、災害時の注意点、防災袋の中身についての説明、防災食の試食などを行いました。
視覚障害者が災害にあったとき、ともかく救助を待つのが最善。そしてあらかじめ防災袋を準備することがとても大事との、講師のお話がありました。
そして、防災袋は、個人個人で必要な物が違うので、市販されている防災袋の中身を中心に、自分に合った防災袋を用意することが必要だとのアドバイスがありました。

9月23日 盲導犬との歩行を体験

盲導犬の実体験と説明会が、県心身障害者総合福祉センター3階会議室にて開催されました。
盲導犬を持ってみたい視覚障害者や、小学生など多くの方々が、盲導犬との歩行を体験しました。
体験後の小学生の感想では、「見えない状態で歩くのは不安だったが、盲導犬のおかげで安心して進めた」との声が聞かれました。

9月16日 グラウンドゴルフ教室を開催

秋田県健康増進センター「ユフォーレ」で、グランドゴルフ教室が行われました。
プレーでは、視覚に障害があるので、目標のゲートを声や手ばたきで教えてもらい、それに向かってボールをたたくのだが、なかなかうまくいきません。何度も行ったり来たりを繰り返し、やっとの思いでゴールイン。かなり歩きました。
白熱したプレーの後は、皆でお待ちかねのバーベキューを楽しみながら、プレーの反省会をしました。その後お風呂を楽しみ、帰路に着きました。

8月26日 自らの技術のスキルアップを図る

県心身障害者総合福祉センターを会場に、筑波大学理療科教員養成施設の徳竹忠司先生を講師としてお招きし、「応用トリガーポイント 鍼・手技療法 〜鎮痛のために〜」をテーマに三療講習会を開催しました。
講習会では、第1部にトリガーポイントとは何かを中心に講習を、第2部ではトリガーポイントの場所や誘発の仕方など実技で実践していただきました。

6月24日 ブラインドテニスを体験

県心身障害者総合福祉センター2階体育館において、ボランティア2名を含めて10名の参加者のもと、講習会が開催されました。
ブラインドテニスは日本で考案されてから20年以上プレーされているスポーツですが、秋田県では4年前に初めて講習会が開催されました。何回か講習会を開催し、秋田県内でも競技者が徐々に増えはじめ、秋田県でも愛好者サークル「すまいるあきた」が結成され、活動しています。
当日は、午前中基本練習を中心に、サーブ、レシーブの講習を受け、午後からは試合形式の講習を受けました。
※ブラインドテニス:ブラインドテニスは音のでるボールをラケットで打ち返すスポーツで、ルールは普通のテニスとおおよそ同じですが、弱視は2バウンドまで、全盲は3バウンドまでに打ち返すことができるというのが、一番大きな特徴です。

6月17日 平成30年度定時総会開催される

平成30年度定時総会が県心身障害者総合福祉センターで開催され、工藤定昭議長の下、平成29年度事業報告・決算報告・公益目的支出計画実施報告・第57回東北盲人福祉大会(秋田大会)開催についてなどの執行部提出議案のすべてが原案の通り承認されました。

6月11日〜13日 全国盲人福祉大会東京大会に参加

第71回全国盲人福祉大会東京大会が東京都台東区で開催されました。初日は評議員会など各種会議、二日目は代表者会議で3つの分科会など熱心な討議が行われました。最終日は東京文化会館で日本盲人会連合結成70周年記念第71回全国盲人福祉大会式典と大会議事が行われ、当協会からは10名が出席しました。
式典には秋篠宮両殿下がご出席されました。また、日盲連顕彰表彰において、当協会の煙山前会長が組織功労「礎賞」を受賞されました。
大会議事では大会宣言・決議が全会一致で採択されました。
最後に来年度福祉大会開催地の札幌市より、2019年5月26日(日)から28日(火)までの三日間札幌市で開催するとのあいさつがあり大会は終了しました。

5月13日 サウンドテーブルテニスレベルアップ講習会

秋田県心身障害者総合福祉センター卓球室および体育館を会場に、神奈川県川崎市から講師2名を迎え、サウンドテーブルテニスレベルアップ講習会が開催されました。
対戦形式をとりながら、講師、助手それに対戦相手のアドバイスを聞き逃さないように、真剣な態度で講習を受講しました。
※サウンドテーブルテニス:卓球によく似た競技です。卓球ボールの中に米粒大の鉄球が数個入っていて、ボールが転がるとカラカラと音がします。その音を頼りに卓球台のうえで、ネットの下をお互いにラケットで撃ち合う競技です。

3月18日 共に学ぶ視覚障害者の誘導法講習会に参加

当日は県福祉会館を出発し、山王十字路、交通公社、そしてねぶり流し館見学を行い、出発地に戻るコースで実施されました。
講師の先生に、間違った誘導であれば、はっきりと断り正しい誘導で歩行することとの助言を受け、バスの乗降、歩道のない道路での歩行、狭い場所での誘導、手をとり展示物に触れてもらう、タクシーへの乗車、弁当の中身を紹介するなどの訓練を行いました。
参加者から、視覚障害者を理解してもらうために、このような行事をもっと実施するべきとの意見がありました。

2月18日 女性部、ミュージカル観賞会を実施

平成29年度の女性部訓練事業が、秋田市にぎわい交流館AUで開催され、多くの会員がミュージカルを楽しみました。
わらび座が演出する「ミュージカル東海林太郎伝説」は、成田為三との出会い、奥様の内助の功など東海林太郎との人生のかかわりについて、リアルに表現されており、感動の1時間半でした。
また、関心の高かった「タニタ食堂」での昼食では、栄養管理された昼食を体験。塩分3パーセント、カロリー500キロ前後の日替わり定食。唐揚げ、根菜の煮物、野菜サラダ、ごはん、それにちょっと薄味だと感じたスープ付。思いのほか、おいしく食べられました。
秋田から撤退するのは残念です。やっぱり秋田県民はしょっぱ口なのかな?

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